株式会社榎本事務所

ナンバー2の日本史

発行
2022.04
著者
榎本 秋
出版社
エムディエヌコーポレーション
叢書名
MdN新書

「摂政や関白、老中などの日本のナンバー2に迫る」

歴史の中で組織・政治機構の形は姿を変えていく。そんな中でトップを支え、また己の力を振るい政治を動かすナンバー2がいた。古代における摂政・関白、鎌倉幕府の執権、室町幕府の管領、江戸幕府の大老・老中などがこれにあたる。
ナンバー2にとって良い時代・悪い時代があった。ナンバー1の傘の下で自由に政治をできることもあれば、ナンバー1に見放されて(またはナンバー1が交代することによって)その地位を失うことも。
そんなナンバー2の存在を古代から近代まで追う。

「目次」

はじめに 

第一章 大王・天皇の補佐役
〈一〉卑弥呼の弟 
〈二〉神功皇后 
〈三〉武内宿禰 
〈四〉聖徳太子 
〈五〉蘇我馬子 
〈六〉藤原鎌足 
〈七〉藤原不比等 
〈八〉長屋王 
〈九〉藤原四兄弟 
〈十〉橘諸兄 
〈十一〉藤原仲麻呂 
〈十二〉道鏡 

第二章 摂関政治と院政期のナンバー2
〈一〉藤原百川 
〈二〉藤原良房 
〈三〉藤原基経 
〈四〉菅原道真 
〈五〉藤原時平 
〈六〉藤原忠平 
〈七〉藤原実頼と藤原師輔 
〈八〉藤原兼通と藤原兼家 
〈九〉藤原道隆と藤原道兼 
〈十〉藤原道長 
〈十一〉藤原頼通 
院政の始まりと藤原摂関家 

第三章 鎌倉幕府は執権のものか
強力なナンバーワン・頼朝の時代 
〈一〉北条時政 
〈二〉北条義時 
〈三〉北条泰時 
〈四〉北条経時 
〈五〉北条時頼 
〈六〉北条時宗 
〈七〉北条貞時 
〈八〉北条高時 
権力が移り変わった鎌倉時代 

第四章 室町幕府、持ち回りの管領
〈一〉足利直義 
〈二〉高師直 
〈三〉細川清氏 
〈四〉斯波高経 
〈五〉細川頼之 
〈六〉斯波義将 
〈七〉細川頼元 
〈八〉三管領家の成立 
〈九〉畠山満家 
〈十〉足利氏満と足利満兼 
〈十一〉足利持氏 
〈十二〉細川持之 
〈十三〉畠山持国と伊勢貞親
〈十四〉細川勝元 
〈十五〉足利成氏 
〈十六〉足利政知 
〈十七〉伊勢貞宗 
〈十八〉細川政元 
〈十九〉大内義興 
〈二十〉細川高国 
〈二一〉細川晴元 
〈二二〉三好長慶 
〈二三〉三好三人衆 
〈二四〉織田信長 
不安定な時代のナンバー2 

間 章 戦国大名とナンバー2
戦国大名とナンバー2 
〈一〉武田信繁 
〈二〉豊臣秀長 
〈三〉朝倉宗滴 
〈四〉島津四兄弟 
幼少から共に過ごした側近 
〈五〉片倉景綱 
〈六〉島左近 
〈七〉直江兼続 
〈八〉鍋島直茂 
大名のブレーンといえば僧侶 
〈九〉太原雪斎 
天下人にナンバー2はいたか 
〈十〉明智光秀 
〈十一〉石田三成 
〈十二〉徳川家康 

第五章 巨大官僚組織・江戸幕府の舵を取った幕閣
江戸時代の始まり 
〈一〉本多正純と土井利勝 
〈二〉酒井忠勝 
〈三〉松平信綱 
〈四〉徳川光圀 
〈五〉保科正之 
〈六〉酒井忠清 
〈七〉堀田正俊 
〈八〉牧野成貞と柳沢吉保 
〈九〉間部詮房 
〈十〉新井白石 
門閥譜代も子飼いも活用した吉宗の政治センス
〈十一〉水野忠之と松平乗邑 
〈十二〉大岡忠相 
〈十三〉大岡忠光 
〈十四〉田沼意次 
〈十五〉松平定信 
〈十六〉寛政の遺老と水野忠成 
〈十七〉水野忠邦 
〈十八〉阿部正弘 
〈十九〉堀田正睦 
〈二十〉井伊直弼 
〈二一〉安藤信正と久世広周 
〈二二〉一橋慶喜と松平慶永 
〈二三〉慶喜の側近たち 
江戸時代のナンバー2それぞれ 

おわりに 

参考文献 

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